スマホ料金を見直したいと思ったとき、候補として名前が挙がりやすいのがマイネオ(mineo)です。
オリコン顧客満足度調査の格安SIM部門で2025年に1位を獲得しており、契約者数・知名度ともに格安SIM市場の中で存在感のあるサービスです。
当サイトでは実際にマイそくスタンダード(1.5Mbps)を契約し、楽天モバイルとのデュアルSIM構成で運用しています。

そこで感じたリアルな使用感も交えながら、料金プランの詳細からデメリット・評判・向いている人の特徴まで、公式情報をもとに整理しています。
シムセツマイネオが自分に合っているかどうか、この記事を判断材料としてお役立てください。
マイネオには月額プランがマイピタとマイそくの2種類ある


マイネオの料金プランは「マイピタ」と「マイそく」の2種類に分かれています。どちらを選ぶかは、毎月のデータ使用量が決まっているかどうかで判断するとわかりやすいです。
マイピタは、必要なデータ容量を3GB・7GB・15GB・30GB・50GBの5段階から選んで契約するプランです。使い切れなかったデータは翌月に自動で繰り越されるため、月によって使用量にばらつきがある人でもロスが少なく済みます。
マイそくは、通信速度を選んでデータ通信が使い放題になるプランです。データ容量の上限はありませんが、平日(月〜金)の12〜13時は速度が最大32kbps(最上位のプレミアムのみ200kbps)に制限されます。この時間帯にスマホをよく使う人には向いていない点に注意が必要です。
どちらのプランも解約手数料・最低利用期間はなく、月に1度・手数料無料でプランを変更できます。ただし変更の手続きは毎月25日までに行う必要があり、反映は翌月からになります。参考:プラン変更について(マイネオ公式)



私自身、マイネオを2年以上使ってきた中で感じるのは、「サブ回線ならマイそく」「メイン回線ならマイピタ」という考え方が基本として非常にしっくりくる、という点です。
「マイピタ」の月額料金と容量コースの選び方【3GB〜50GB】


マイピタは3GB・7GB・15GB・30GB・50GBの5コースから選ぶプランです。音声通話付き(デュアルタイプ)とデータ通信のみ(シングルタイプ)の2種類があり、月額料金は以下のとおりです。
| データ容量 | 音声通話付き | データのみ |
|---|---|---|
| 3GB | 1,298円/月 | 880円/月 |
| 7GB | 1,518円/月 | 1,265円/月 |
| 15GB | 1,958円/月 | 1,705円/月 |
| 30GB | 2,178円/月 | 1,925円/月 |
| 50GB | 2,948円/月 | 2,695円/月 |
またコースによって、無料で使えるオプションの内容が異なります。
| データ容量 | 無料で使えるオプション |
|---|---|
| 3GB(デュアルのみ) | パケット放題 1Mbps |
| 7GB | パケット放題 1Mbps |
| 15GB | パケット放題 3Mbps |
| 30GB | パケット放題 3Mbps |
| 50GB | パケット放題 3Mbps/パスケット/夜間フリー |
※いずれも別途申し込みが必要です。3GBのシングルタイプはパケット放題に申し込めません。パスケットはパケットを無期限で繰り越せるオプション、夜間フリーは22時半〜7時半のデータ通信が使い放題になるオプションです。
データ容量を使い切った場合は、速度が200kbpsに制限されます。完全に使えなくなるわけではありませんが、動画の視聴や大きなファイルのダウンロードは難しくなります。不足しそうな場合はパケットチャージで追加購入することもできます。
マイピタのおすすめの使い方





月額料金を最優先で抑えたいなら、3GB音声通話付き(1,298円)+パスケット(110円)の組み合わせがおすすめです。合計1,408円/月からスタートできます。SNSやウェブ閲覧が中心の時間帯はパケット放題1Mbpsでデータ消費を抑え、動画を見たいときはパスケットに蓄積したデータを取り出す、という使い方です。毎月少しずつパケットが積み上がっていくので、旅行や外出が多い月でも安心して使えます。
「マイそく」は速度で選ぶデータ使い放題プラン


マイそくは、通信速度を選んでデータ通信が使い放題になるプランです。スーパーライト・ライト・スタンダード・プレミアムの4コースがあります。
| プラン | 最大速度 | 月額 |
|---|---|---|
| スーパーライト | 32kbps | 250円 |
| ライト | 300kbps | 660円 |
| スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
| プレミアム | 5Mbps | 2,200円 |
スーパーライト以外はすべてデータ通信+音声通話付きです。スーパーライトは音声通話専用で、データ通信が必要な場合は別途「24時間データ使い放題(198円/回)」オプションを追加する形になります。
平日(月〜金、祝日含む)の12〜13時は通信速度が最大32kbpsに制限されます。プレミアム(5Mbps)のみ200kbpsです。32kbpsではメール・メッセージ程度のやり取りはできますが、ウェブ閲覧・QR決済・LINE通話などはほぼ使えません。お昼に外でスマホをよく使う方は注意が必要です。
また、3日間で10GB以上使用した場合も最大32kbpsに制限されます。スタンダード(1.5Mbps)で連続利用した場合の10GBは約15時間に相当するため、動画を長時間視聴するヘビーユーザーには制限がかかりやすい点もデメリットのひとつです。



また、「使い放題」という名称ですが、3日間で10GBを超えると速度が最大32kbpsに制限されます。1日あたり約3.3GBが目安で、動画を長時間視聴するヘビーユーザーにとっては実質的に使い放題と感じにくい場合があります。契約前にご自身の1日の平均データ使用量を確認しておくとよいでしょう。
各速度で何ができるかの目安は以下のとおりです。
| 用途 | 32kbps | 300kbps | 1.5Mbps | 5Mbps |
|---|---|---|---|---|
| メール・メッセージ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| LINE通話 | × | ◎ | ◎ | ◎ |
| QR決済 | × | ◎ | ◎ | ◎ |
| 音楽ストリーミング | × | ○ | ◎ | ◎ |
| テキスト系SNS | × | ○ | ◎ | ◎ |
| 動画(標準画質) | × | × | ◎ | ◎ |
| 動画(高画質) | × | × | × | ◎ |
| ビデオ会議 | × | × | △ | ◎ |
※公式LP掲載のmineoユーザーアンケートより
最もコスパが高いスタンダード(1.5Mbps・990円)は、mineoユーザーアンケートでWebサイト閲覧97%・音楽ストリーミング97%・動画視聴92%が「問題なく利用できた」と回答しており、一般的な使い方であれば不満を感じにくい速度です。



筆者の私もマイそくスタンダード(1.5Mbps)を実際に使っています。妻がiPhone 15で楽天モバイルとのデュアルSIM構成で運用中です。平日のお昼は電波が制限されますが、その時間帯は楽天モバイル側でカバーできるため実用上の不便はほとんどありません。実際の速度測定データと使用感はこちらのレビュー記事でまとめています。
パケット放題・フリータンクなどmineo独自サービス
マイネオにはデータの使い方を工夫できる独自サービスが複数あります。うまく組み合わせることで、月額料金を抑えながら快適に使える環境を作れます。
パケット放題サービス


マイピタ契約者向けのオプションで、mineoアプリのスイッチをONにするだけで速度制限付きのデータ使い放題に切り替えられます。
スイッチOFF時は通常通りデータ容量を消費するため、必要なときだけ使い放題に切り替える運用が可能です。
| パケット放題 1Mbps | パケット放題 3Mbps | |
|---|---|---|
| 3GB・7GB(デュアル) | 無料 | 385円/月 |
| 7GB(シングル) | 無料 | 385円/月 |
| 15GB・30GB・50GB | 申込不可 | 無料 |
| 3GB(シングル) | 申込不可 | 申込不可 |
※別途申し込みが必要。マイそく契約者は利用不可。パケット放題利用時に3日間10GB超過時は最大200kbpsに制限。
フリータンク


全国のmineoユーザーが余ったパケットを持ち寄り、誰でも自由に引き出せる共有タンクです。追加料金なしで利用できますが、月末近くでギガが不足して困ったユーザーの助け舟となります。
引き出しできるのは毎月21日〜月末の期間のみで、月間の引き出し上限は1,000MB(約1GB)です。また自分の残容量が1,000MB以下の状態でないと引き出せません。マイそく契約者はパケットの引き出し自体ができない点にも注意が必要です。利用にはマイネ王へのメンバー登録とeoIDの連携が必要です。参考:フリータンクの使い方ガイド
注)パスケットオプション利用者の制限について(開く)
パスケット利用者は以下の制限があります。
フリータンクへの累計投入量(IN)が、これまでの累計引き出し量(OUT)を下回っている場合は、パケット残量とパスケット内の保有分を合わせて500MB以下にならないと、フリータンクからパケットを引き出すことはできません。
パケットギフト・パケットシェア


パケットギフトは、余ったパケットを家族や友人に贈れる機能です。
パケットシェアは、繰り越したパケットをグループ内のメンバーで自動的に分け合える機能で、家族での複数回線利用に向いています。
マイネオのeSIMと5G対応状況について
eSIM


マイネオはeSIMに対応しており、SIMカードなしで申し込みから開通までオンラインで完結できます。最短当日に開通できる点がメリットです。
ただしeSIMが使えるのはAプラン(au回線)とDプラン(ドコモ回線)のみで、Sプラン(ソフトバンク回線)はeSIM非対応です。ソフトバンク回線で契約したい場合は物理SIMカードを選ぶ必要があります。
eSIMプロファイルの発行料は440円(税込)かかります。機種変更や端末の初期化を行った場合も再発行が必要で、その際も同額の440円がかかります。開通にはWi-Fi等のインターネット環境が必要です。
5G通信オプション


マイネオでは5G通信オプションを月額無料で提供しています。au・ドコモ・ソフトバンクの3キャリアすべてに対応しており、契約時に選択するか、契約後にマイページから追加申し込みすることもできます。


ただし利用には5G対応端末が必要です。また公式サイトでは「混雑時間帯において、5G通信により通信速度が改善するものではない」と明記されています。5GエリアではアンテナのピクトはSTに切り替わりますが、格安SIMの特性上、混雑時の速度向上を期待しすぎないほうがよいでしょう。
マイネオの評判と口コミから見るリアルな評価
マイネオはオリコン顧客満足度調査の格安SIM部門で2025年に1位を獲得しています。「プランの充実さ」「手続きのしやすさ」が特に高く評価されており、長期利用者からの支持が厚いサービスです。



マイネオのパケット放題(3Mbps)、神サービス。YouTube垂れ流しにちょうどいい。引用:X(Twitter)



マイネオにフリータンクとかいう神機能あったの今さら知った…助かりすぎて100MB寄付した 引用:X(Twitter)
また、コミュニティサイト「マイネ王」でユーザー同士が情報交換・サポートし合える環境が「初めての格安SIMでも安心だった」という評価につながっています。解約手数料なし・最低利用期間なしという条件も、気軽に試せる点として好意的に受け取られています。



スタンダードは安いからまだ納得だけど、プレミアムはそこそこ値段するし、昼でもせめて1.5Mbpsくらい出てくれたら神なんだけどな 引用:X(Twitter)
一方でネガティブな評価として挙がるのは、やはり平日昼の通信速度です。「お昼に外で使うと遅い」という声は一定数あります。また、マイそくを契約したユーザーから「思ったより制限がかかる」という声もあります。これは前述で解説した3日間10GB制限や平日昼の32kbps制限によるものです。



総じて、マイネオへの不満の多くは「使い方と合っていなかった」ことが原因です。逆に言えば、自分の使い方に合った【プラン】を選択すればば満足度は高くなりやすいサービスです。次の「向いている人・向いていない人」を参考に、自分の使い方と照らし合わせてみてください。
マイネオに向いている人・向いていない人の特徴
向いている人
マイピタはマイそくと異なり、平日昼の速度制限がありません。パケット放題(1Mbps〜3Mbps)を活用すれば、SNS・音楽ストリーミング・動画視聴(標準画質)まで十分こなせます。


月のデータ使用量が安定していてコストを最優先したい方にはマイピタ3GB〜7GBが、データ量を気にせず使いたいけれど月額を抑えたい方にはマイそくスタンダード(990円)が向いています。また楽天モバイルやpovoなど別回線とのデュアルSIM運用で、サブ回線としてマイネオを使うという選択も合理的です。
フリータンクやパケット放題といった独自サービスを活用したい方、コミュニティ(マイネ王)を通じてほかのユーザーと情報交換しながら使いたい方にも向いています。



格安SIMが初めてで、サポート体制の充実したサービスから始めたい方にも選びやすい環境が整っています。
向いていない人
平日の昼間に外出先でスマホをよく使う方、特に動画視聴やビデオ会議を昼間に行う機会が多い方には向いていません。混雑時の速度低下は格安SIM全般に共通する課題ですが、マイネオはその影響を受けやすい時間帯が明確です。


また、月に10GB以上コンスタントに使うヘビーユーザーがマイそくを選ぶと、3日間10GBの制限に引っかかる可能性があります。大容量をストレスなく使いたい場合はマイピタ30GB・50GBか、あるいは別のサービスを検討するほうが合っています。
端末を頻繁に買い替える方もeSIMの再発行手数料(440円)が都度発生するため、使い勝手が気になる場合があります。
マイネオのキャンペーンと割引情報(2026年版)


2026年4月時点で実施中のキャンペーンは3つあります。いずれも申し込み期限は2026年6月3日(水)です。
① 2026春のマイネオ割(メインキャンペーン)


マイピタのデュアルタイプ(音声通話付き)とパケット放題3Mbpsをセットで新規申し込みすると、月額料金が最大6カ月間660円/月〜になります。
② 10分かけ放題割引キャンペーン


期間中に10分かけ放題(通常550円/月)を申し込むと、最大6カ月間220円/月で利用できます。通話が多い方は申し込みのタイミングとしてお得です。
パケット放題3Mbps割引キャンペーン


パケット放題3Mbps(通常385円/月)を期間中に申し込むと、最大9カ月間110円/月になります。3つのキャンペーンの中で適用期間が最も長い点が特徴です。
なお、各キャンペーンの内容・期間は予告なく変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
マイネオへのMNP乗り換えと申し込みの流れ
マイネオへの申し込みはWebのみで完結します。手順は以下のとおりです。


必要なものは本人名義のクレジットカードと本人確認書類の2点です。支払いはクレジットカードのみで、デビットカードやプリペイドカードは登録できない場合があります。
| 本人確認書類の種類 | 審査における提出の条件 |
| 運転免許証 運転履歴証明書 パスポート(2020年2月3日以前の申請) マイナンバーカード 在留カード・特別永住証明書 身体障がい者手帳 | 原則一つの提出でOK |
|---|---|
| パスポート(2020年2月4日以降の申請) 住民基本台帳カード 保険証・年金手帳 各種福祉手帳 印鑑登録証明書 住民票 戸籍謄本・抄本 官公庁から発行された書類 | 上記の原本コピーと合わせて提出(補助書類として)が必要 |
今の電話番号をそのまま使いたい場合は、現在契約中のキャリアでMNP予約番号を取得します。
手持ちのスマホをそのまま使う場合は、公式サイトの「動作確認済み端末検索」でau・ドコモ・ソフトバンクのどのプランに対応しているかを確認します。








音声通話付き(デュアルタイプ)かデータのみ(シングルタイプ)かを選び、マイピタかマイそくか、データ容量や速度帯を決めます。




申し込みはすべてWebで完結します。SIMカードの場合は申し込み完了後に最短翌日発送で届きます。eSIMの場合はプロファイルをダウンロードすれば最短当日から利用できます。









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