LINEMOとpovoは、どちらも大手キャリア回線を使えるオンライン専用プランですが、料金の決まり方と使い勝手はかなり違います。

シムセツ筆者はLINEMOとpovoの両方を実際に契約しています。LINEMOは1年以上実契約して利用し、povoはpovo1.0時代から使い続け、現在はeSIMの副回線やデュアルSIMでも利用しています。料金表だけでなく、実際に使って感じた違いも比較します。
LINEMOとpovoはどっち?LINE・通話か0円運用で選ぶ




| LINEMOが合いやすい人 | povoが合いやすい人 |
|---|---|
| LINEのトーク・通話をよく使う | 基本料0円で待機できる回線が欲しい |
| 30GB+5分通話をまとめて使いたい | 5GB前後をデータ中心で安く使いたい |
| 料金プランを選んだら毎月そのまま使いたい | 6時間・24時間の使い放題を使いたい |
| 30GB超でも45GBまでは最大1Mbpsで使いたい | 長期トッピングやサブスクを使い分けたい |
| メイン回線として使いやすさを重視 | 副回線・予備回線として持ちたい |
\ LINE・30GB+5分通話なら /
\ 0円待機・トッピング重視なら /



ただし、「毎月使うならLINEMOの方が安い」と単純には言えません。povoには30日単位のトッピングだけでなく、120GB/365日21,600円や360GB/365日26,400円などの長期トッピングがあります。月あたりの目安では10GBが1,800円、30GBが2,200円となるため、年額を先払いできるならpovoの方が通信料金を抑えられるケースもあります。
LINEMOとpovoの料金・回線・通話など違いを一覧比較
| 比較項目 | LINEMO | povo | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | 3GBまで990円 10GBまで2,090円 30GB 2,970円 |
基本料0円+トッピング | 使い方次第 |
| 主な回線 | SoftBank回線 | au回線 | エリア次第 |
| LINE | LINEギガフリー | 特別なカウントフリーなし | LINEMO向き |
| 5分通話 | ベストプランVは5分通話込み ベストプランは550円/月7カ月目まで無料 |
月550円のトッピング | 30GBならLINEMO |
| 使い放題 | 通常プランにはなし | 6時間250円 24時間330円など |
povo向き |
| 容量超過後 | ベスト:10〜15GB 最大300kbps 15GB超 最大128kbps V:30〜45GB 最大1Mbps 45GB超 最大128kbps |
0GB時 最大128kbps | LINEMO向き |
| 海外データ | 海外あんしん定額「定額国L」で毎月最大7日分を割引※期間・日数条件あり | 海外データトッピングを購入※データ専用は海外利用不可 | 使い方次第 |
| eSIM | 対応 | 対応 | どちらも対応 |
| 副回線 | 利用可能 | 基本料0円で待機しやすい | povo向き |
| 支払い | クレジットカード 口座振替 |
クレジットカード あと払い(ペイディ) |
支払い方法で選ぶ |
| 契約事務手数料 | 通常3,850円※時期により無料特典あり | 原則0円※過去1年以内に同一名義で累計5回線以上申し込み済みの場合、6回線目以降3,850円 | povo向き |
| 解約 | 2026年7月1日以降の新規契約等は、回線提供開始月から12カ月以内の解約で990円または1,100円 | その他解約手数料なし | povoがシンプル |
| MNP | MNPワンストップ対応 | 通話+データでMNP対応 MNPワンストップ対応 |
どちらも対応 |
※「選び方の目安」は、各社の公式条件と実際の使い方をもとにしたシムセツ編集上の判断です。
公式情報:LINEMO料金プラン / LINEMO通信速度制限 / LINEMO契約解除料 / povo2.0サービス詳細
料金はどっちが安い?3GB・5GB・10GB・30GBで比較
料金は「何GB使うか」だけでなく、毎月同じように使うか、年額を先払いできるか、5分通話が必要かで結果が変わります。
povoは3,330円
360GB/365日 26,400円
※povoの「月○GB目安」は365日トッピングの総容量・総額を月単位に換算した目安です。毎月その容量が付与される月額プランではありません。
5GB前後やデータ中心の30GBなら、povoが安くなるケースがはっきりあります。しかも5GB・30GBには毎月自動購入されるサブスクがあるため、「povoは毎回トッピング購入が必要」とは限りません。一方、LINEMOはLINEギガフリーやベストプランVの5分通話、30GB超〜45GBまで最大1Mbpsという条件まで含めて判断するのがポイントです。
povoの現行トッピングは、povo公式のトッピング一覧で確認できます。5GBサブスクは月1,380円、60GB/365日は13,200円です。LINEMOの3GB・10GB・30GB料金はLINEMO公式料金ページで案内されています。
LINEMO・povo・ahamoはどっち?3社の違いを比較


「LINEMO povo ahamo 比較」で迷っている場合、30GB+5分通話はLINEMOベストプランVとahamoがどちらも月2,970円です。海外利用はahamoだけでなく、LINEMOも2026年9月から大きく強化されています。
短期旅行ならLINEMO、国内分と合わせて30GBまで追加料金なしで使いたいならahamo、必要な国・容量・日数だけ購入したいならpovoという選び方ができます。
30GB+5分通話 2,970円
LINEMOの海外7日間無料は、対象プラン・渡航先・契約方法によって利用条件が変わります。出発前に確認したい方はLINEMO海外7日間無料の対象国・条件・使い方をご覧ください。
海外利用の公式条件:LINEMO「世界対応ケータイ」 / povo「海外ローミング」 / ahamo「海外データ通信」
LINEMOとpovoの速度・つながりやすさはどっち?実測比較
LINEMOはSoftBank回線、povoはau回線を利用します。2026年10月4日の昼12時台に、同じNothing Phoneを使って自宅周辺で連続測定したところ、4G+表示のLINEMOが下り96Mbps、5G表示のpovoが93Mbpsでした。
今回の環境では、5G表示のpovoが必ず速いという結果にはならず、どちらも昼の普段使いには十分な速度でした。



これまでLINEMOでは昼12時台に100Mbps超、5Gで300Mbps超を確認した経験もありますが、今回は比較条件をそろえるため、同じ端末・同じ場所・ほぼ同じ時刻でLINEMOとpovoを測定しました。測定時はpovoが5G、LINEMOが4G+でしたが、下り速度は96Mbpsと93Mbpsでほぼ同等でした。




テザリングでは今回LINEMOの方が速い結果
同じ昼12時台にiPadへテザリングして測定すると、LINEMOは下り61Mbps・上り12Mbpsでした。povoは1回目が下り21Mbps・上り4.6Mbps、念のため測り直した2回目が下り31Mbps・上り2.6Mbpsです。




今回の環境では、povoも下り21〜31MbpsとWeb閲覧や動画視聴には十分な速度でした。一方、上りは2.6〜4.6Mbpsに対してLINEMOは12Mbpsだったため、写真・動画のクラウド送信などアップロードを伴う作業ではLINEMOの方が余裕のある結果でした。
LINEMOの時間帯別実測やpovo・楽天モバイルとの同条件比較は、LINEMOの速度レビューで詳しくまとめています。
LINEギガフリーとpovoのトッピングは使い方がまったく違う
LINEMOはLINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がギガ消費ゼロ
LINEMOの「LINEギガフリー」は、LINEアプリのトークだけでなく、音声通話・ビデオ通話、画像や動画の送受信などがデータ消費ゼロの対象です。月間データ容量を使い切って速度制限になった場合でも、対象機能は速度制限の影響を受けません。


位置情報の共有、スタンプショップ、ニュース記事の閲覧など一部はLINEギガフリー対象外です。対象機能はLINEMO公式のLINEギガフリー対象一覧で確認できます。
povoは必要な時間だけ使い放題にできる
povoには「データ使い放題(6時間)250円」「データ使い放題(24時間)330円」などがあります。旅行・イベント・テザリングなど、その日だけ大量に通信したい使い方と相性が良い仕組みです。



実際に6時間250円の使い放題を購入してみました。povoアプリでトッピングを選び、内容を確認してスワイプするとすぐ適用されました。普段は0円で待機させ、必要な日だけ使う副回線なら、この購入操作は大きな負担には感じませんでした。


今回は速度比較のため、povoを使い放題へ切り替えて測定しました。購入画面や実際の適用方法は、povoを副回線で使った実機レビューで紹介しています。公式条件はpovoの6時間使い放題をご確認ください。
LINEMOとpovoの通話料金・5分かけ放題はどっちが得?
電話番号を使った通話では、30GBを使う人ならLINEMOベストプランVが分かりやすいです。月額2,970円に1回5分以内の国内通話定額が含まれます。
| 通話 | LINEMO | povo |
|---|---|---|
| 通常通話 | 22円/30秒 ※ベストプランVは5分以内無料 | 22円/30秒 |
| 5分かけ放題 | ベストプランVに含む ベストプランは別途通話オプション | 550円/月 |
| 完全かけ放題 | 通話定額オプションあり | 1,650円/月 |
LINE通話を多く使う人は、電話番号の通話料金だけでなくLINEギガフリーも含めて考えるとLINEMOとの相性が良いです。povoの5分通話はpovo公式で月550円と案内されています。
LINEMOとpovoはメイン回線・副回線ならどっちが向く?
メイン回線としてシンプルに使うならLINEMO
毎月3〜30GB程度を使い、料金を自動で支払いながら「残量に応じて毎回トッピングを選ぶ」という作業を減らしたいならLINEMOの方がシンプルです。
副回線・予備回線ならpovoが使いやすい
povoは基本料0円で待機できるため、通信障害・データ不足・旅行など必要な場面だけ使う副回線に向いています。povo公式も副回線として利用できることを案内しています。


povoは「永久に何もしなくても0円」ではありません。SIM有効化から180日間、またはすべての有料トッピングの有効期限が切れた翌日から180日間、有料トッピングの購入がない場合は事前通知のうえ利用停止対象になります。利用停止後も30日間購入等がない場合は契約解除の対象です。
180日ルールの数え方はpovo公式FAQで確認できます。実際に筆者の回線へ未購入期間の案内メールが届いた事例はpovo実機レビューに掲載しています。
LINEMOとpovoは併用できる?eSIMで2回線運用
検索で「LINEMO povo 併用」と調べている人には、どちらか一方に絞らず2回線を同じスマホへ入れる方法も候補です。



Nothing PhoneでLINEMOとpovoを同時に有効にして試したところ、LINEMO→povo、povo→LINEMOとも約3秒でデータ通信を切り替えできました。LINEMOへ着信した直後にpovoへ発信しても問題なく着信でき、今回の端末ではデュアルスタンバイもスムーズでした。




povo公式でも、副回線・デュアルSIMでの利用や回線切り替えを案内しています。LINEMOもeSIM対応機種を多数動作確認しています。ただし、デュアルSIM自体の動作可否は端末ごとに異なるため、契約前に端末メーカーと各社の動作確認ページをご確認ください。
LINEMOとpovoを両方使って分かった料金表にない違い
両方を長く使って感じる一番大きな違いは、LINEMOは「毎月そのまま使う回線」、povoは「必要に応じて自分で組み立てる回線」ということです。
| 実際に使って感じたこと | LINEMO | povo |
|---|---|---|
| 日常利用 | 料金・データ量が分かりやすく、メイン回線として放っておいても使いやすい | 必要なときだけ追加できる自由度が高い |
| 速度 | 昼・5G・移動中を含め安定して使えた経験が多い | 普段使いに十分な速度を確認。au回線の予備として便利 |
| アプリ操作 | 毎月のデータ購入は不要 | トッピング購入という一手間がある |
| 副回線 | 使えるが毎月最低料金が発生 | 0円待機できるため相性が良い |
| 特徴 | LINEギガフリー | スポット使い放題・長期トッピング |
速度を最優先で比較したい場合はLINEMOの速度レビュー、povoの副回線・eSIM・180日ルールを詳しく確認したい場合はpovoの副回線レビューへ進むと詳しく確認できます。
LINEMOとpovoはどんな人におすすめ?最後の判断基準


LINEMOがおすすめの人
- LINEを日常的に使う
- 毎月の料金を分かりやすくしたい
- LINEをよく使い、3〜10GBの段階制または30GBプランから選びたい
- 30GB+5分通話をセットで使いたい
- 30GB超でも45GBまでは最大1Mbpsで使いたい
povoがおすすめの人
- 使わない月の固定費を0円にしたい
- 副回線・予備回線として持ちたい
- 6時間・24時間の使い放題を使いたい
- 365日トッピングを先払いして料金を抑えたい
- 毎月5GB・30GBをサブスクで自動購入したい
- 毎月の利用量が大きく変わる



私自身なら、普段使いやLINE通話はLINEMOをメインにし、休日・旅行・出張・帰省などデータを多く使う日だけpovoの使い放題へ切り替える使い方を選びます。実際に同じスマホへ2回線を入れて試したところ、約3秒でデータ回線を切り替えられました。1回線に絞るなら「LINE・毎月の使いやすさ」はLINEMO、「固定費0円・必要な時だけ追加」はpovoで決めると分かりやすいです。
LINEMO・povoの最新キャンペーンと申込前の確認ポイント
キャンペーンは時期によって変わるため、この比較記事では特定期間の還元額を固定せず、申し込み前に現在の特典を確認できる案内を表示しています。LINEMOの特典条件を詳しく比べたい場合はLINEMOのキャンペーン最新情報も確認してください。


- 紹介コード経由で最初からお得な特典
- auの高速5Gネットワークを利用
- 契約事務手数料は原則0円
- 基本料0円+必要なトッピングを追加
- 契約期間の縛りなし
※過去1年以内に同一名義で累計5回線以上申し込み済みの場合、6回線目以降は3,850円/回線です。
\ 電話番号ありの基本0円 /
\ 電話番号なしのデータ専用 /
LINEMOとpovoの比較で迷いやすい疑問をFAQで解決
- LINEMOとpovoはどっちが速い?
-
一律にどちらが速いとは言えません。2026年10月4日昼12時台に同じNothing Phone・同じ場所で測定した今回は、4G+のLINEMOが下り96Mbps、5Gのpovoが93Mbpsでほぼ同等でした。回線表示だけで速さは決まらず、場所・時間帯・端末によって結果は変わります。
- 3GBならLINEMOとpovoはどっち?
-
LINEMOは3GBまで990円、povoも3GB/30日が990円です。料金だけなら同額なので、LINEギガフリーを使いたいならLINEMO、30日単位のトッピングとして使いたいならpovoが選びやすいです。
- 30GBならLINEMOとpovoはどっち?
-
データだけならpovoの30GB/30日2,780円がLINEMOベストプランVの2,970円より190円安いです。ただしLINEMOベストプランVは5分以内の国内通話定額込みです。povoで5分通話550円を追加すると3,330円になるため、通話も使うならLINEMOの方が安くなります。
- povoは本当に0円で維持できる?
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基本料0円で待機できますが、完全放置はできません。原則として有料トッピングの有効期限翌日などから180日間、有料トッピングの購入がない場合は利用停止対象になります。
- LINEMOとpovoは同じスマホで併用できる?
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デュアルSIM対応端末であれば併用できます。LINEMOをメイン回線、povoを副回線として使えばSoftBank+auの2回線を1台で持てます。端末ごとの対応状況は各社とメーカーの公式情報で確認してください。
- povoのデータ専用プランへLINEMOの電話番号をMNPできる?
-
できません。povoのデータ専用プランは新しい番号での新規契約のみで、MNP・通話・SMSには対応していません。電話番号を引き継ぐ場合はpovoの「通話+データ」を選びます。
まとめ|LINEMOとpovoは料金だけでなく使い方で選ぼう
LINEMOとpovoは、どちらかが一方的に優れているというより、料金の払い方と使い方が違うサービスです。
- LINEMO:LINEギガフリー、毎月自動で使える料金、30GB+5分通話を重視
- povo:基本料0円、スポット使い放題、365日トッピング、副回線を重視
- 両方:デュアルSIM対応端末ならSoftBank+auの2回線を併用できる



「速度が一番気になる」という方はLINEMOの実測速度レビュー、「povoを副回線で0円維持したい」という方はpovoの副回線レビューもあわせて確認してください。















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