iPadには「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi+Cellularモデル」の2種類があります。後者はSIMカードを挿して通信プランを契約するだけで、自宅でも外出先でも場所を選ばずインターネットに接続できます。
通信費を抑えるために格安SIMを検討する方は多いですが、いざ選ぼうとすると確認すべき項目が意外と多いことに気づきます。

eSIM対応かどうか、データ専用で十分かどうか、LINEやゲームがデータ消費ゼロになるカウントフリーに対応しているかどうか、余ったデータを翌月に持ち越せるかどうか——見落としがちでも後悔しやすいポイントが揃っています。
さらに「iPadに格安SIMを挿しても電話番号での通話はできるの?」という疑問を持ったまま契約してしまうケースも少なくありません。スマートフォンとは異なるiPad固有の仕様を把握せずに選ぶと、契約後に「思っていた使い方ができなかった」となりかねません。
シムセツ本記事では、iPad miniのWi-Fi+Cellularモデルに楽天モバイル・マイネオ・LINEMOのSIMを実際に挿して検証しながら、iPadで利用できる格安SIMをデータ専用プランを中心に7社ピックアップし、料金・繰り越し対応などを公式料金ベースで比較しました。無制限で使いたい方からスポット利用がメインの方まで、使い方に合った格安SIMが見つかるよう整理しているので参考にしてください。
SIMを選ぶ前に知っておきたいiPadならではの4つの特性


iPadに合った格安SIMを選ぶには、スマートフォンとは異なるiPad固有の仕様を把握しておく必要があります。
① 音声通話の料金を払う必要がない理由


格安SIMには「音声通話SIM」「データ専用SIM」「SMS対応データSIM」の3種類があり、タイプによって月額料金が変わります。この中で最も安く使えるのがデータ専用SIMで、実はiPadとの相性も高いです。
iPadのCellularモデルはもともとデータ通信専用の設計になっており、iPad単体では電話番号を使った音声通話もSMSの送受信もできません。iPhoneと同じApple IDでサインインしていれば、iPhoneの回線を経由してiPad上で通話・SMSを利用することは可能ですが、iPad単独ではこれらの機能は動作しません。(参考:iPadユーザーズガイド/Apple公式)





つまり音声通話やSMSの機能に料金を払う必要がなく、データ通信に特化したプランを選ぶのが合理的です。最安水準で使いたい場合は「データ専用SIM」を最初の絞り込み条件にするのがおすすめです。
ただし、楽天モバイルやLINEMOのようにデータ専用SIMと音声通話SIMで料金が変わらないサービスもあります。将来的にスマートフォンへ差し替えて通話も使いたいケースを想定するなら、最初から音声通話タイプを選んでおくと柔軟に対応できます。
② eSIM専用機種かどうかを購入前に確認する


現在Apple公式で販売している最新のiPadシリーズはすべてeSIM専用で、物理SIMカードの差し込み口(SIMトレイ)が廃止されています。お手持ちのiPadがeSIM専用か、物理SIMも使えるタイプなのかを購入前または契約前にチェックしておきましょう。
- 13インチ・11インチ iPad Pro(M5)
- 13インチ・11インチ iPad Air(M2/M3)
- iPad(A16)
- iPad mini(A17 Pro)
- 無印iPad(第7世代以降)
- iPad Air(第3世代・第4世代・第5世代)
- iPad mini(第5世代・第6世代)
- iPad Pro 11(第1〜第4世代)
- iPad Pro 12.9(第3〜第6世代)
iPadの側面に【SIMトレイ】があるかチェック


すでにiPadを持っている場合は、本体側面にSIMトレイがあるかどうかを目視で確認するのが最も手早い方法です。トレイがあれば物理SIMカード(nanoSIM)も使えるタイプです。トレイがなければeSIM専用のため、契約する格安SIMがeSIMに対応しているかを確認する必要があります。



中古市場でiPadを探す場合も、できるだけeSIM対応のモデルを選んでおくと、今後の選択肢が広がります。なお、Wi-FiモデルのiPadはSIMカード・eSIMどちらも非対応となり、格安SIMを挿して使うことはできません。Wi-Fiモデルで外出先でも使いたい場合は、スマートフォンのテザリングを利用してください。
③ カウントフリーサービスの対象が使い方に合っているかを確認する


iPadでよく使うアプリやサービスによっては、特定のコンテンツがデータ消費にカウントされない「カウントフリー」対応の格安SIMが有利に働く場合があります。
| カウントフリー対象サービス | |
|---|---|
| LINEMO | LINEのトーク(テキスト・画像・動画)・音声通話・ビデオ通話 |
| NUROモバイル | LINEのトーク(テキスト・スタンプ・画像・動画の送受信)※VMプラン(5GB)以上・音声通話とビデオ通話は対象外 |
④ 余ったデータを翌月に持ち越せるかどうかも確認する
月によって使うデータ量にムラがある場合、余ったデータを翌月に持ち越せるかどうかで実質的なコスパが変わります。


IIJmio・NUROモバイル・マイネオ(マイピタ)・BB.exciteモバイル(Flatプラン)は余ったデータを翌月に持ち越せるため、使わなかった月のデータを翌月に活かせます。
ただし繰り越しの期限はどこも翌月末までで、貯め続けられるわけではありません。iPadは「使う月と使わない月の差が大きい端末」なので、旅行や出張の前に貯めておきたいという場面では、1か月だけの繰り越しでは足りないこともあります。




iPadにおすすめの格安SIM7社を料金・特徴別に比較


iPadに対応した格安SIMの中から、データ専用SIMを中心に、音声通話SIMでもデータ専用と料金が変わらないタイプも含めて厳選した7社を紹介します。
月額料金の安さだけでなく、各社独自のオプションやカウントフリーなど、料金表には載りにくい機能面も含めて比較しているので参考にしてください。
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| 会社名/プラン | 月額料金 | データ容量 | 利用回線 | 事務 手数料 |
データ くりこし |
|
| おすすめ マイネオ マイそく300Kbps | 660円〜 | 3GB〜50GBマイピタの場合 | ドコモauSBSB回線はeSIM非対応 | 無料提携リンク経由で無料 | ◎マイピタは永久くりこしあり | 公式サイト もっと詳しく |
| おすすめ povo トッピング式 | 0円〜基本料0円+必要な分だけ | 0.5GB〜1.32TB | au | 無料累計5回線まで | ×トッピングは期限あり | 公式サイト もっと詳しく |
| おすすめ IIJmio 2GB | 440円〜 | 2GB〜55GB | ドコモau | 3,300円eSIMは半額1,650円 (2026/10/31まで) |
○ | 公式サイト もっと詳しく |
| 楽天モバイル 〜3GB | 1,078円〜 | 3GB〜無制限 | 楽天エリア外はau回線 | 無料累計4回線まで | × | 公式サイト もっと詳しく |
| LINEMO 3GB | 990円〜 | 3GB/30GB | ソフトバンク | 3,850円 | × | 公式サイト もっと詳しく |
| NUROモバイル 3GB | 627円〜 | 3GB〜15GB | ドコモauSB | 3,300円 | ○ | 公式サイト もっと詳しく |
| BB.exciteモバイル Flatプラン 5GB | 1,100円〜 | 5GB〜50GB | ドコモデータSIMはドコモのみ | 無料新規契約者特典 | ○翌月末まで | 公式サイト もっと詳しく |
料金はすべて税込み表示です
SIM選びで迷ったときは「iPadで何をするか」を起点に考えるのがコツです。



月々のデータ使用量の目安、使い切れなかったデータの繰り越し対応、特定のアプリがデータ消費なしになるカウントフリーの有無など、自分の使い方に照らし合わせながら最適なプランを選びましょう。
【データ専用】パケットデータ毎で最安なプランを比較
毎月どのくらいのデータ量を使うか把握できている場合は、必要なギガ数に合わせて最安のプランを選ぶのが最もコストを抑える方法です。



通信速度にこだわりがなければ、マイネオの「マイそくスタンダード」も有力な選択肢です。最大1.5Mbpsの速度制限はあるものの、月額990円でデータ容量を気にせず使い放題と、コストパフォーマンスは非常に高いです。
なお、大容量のデータ通信を使いたい方にはマイネオや楽天モバイル、LINEのビデオ通話などを頻繁に使う方にはLINEMOが適しています。
また、将来的にスマートフォンへ差し替えて通話も使いたいケースを想定するなら、音声通話付きSIMを選んでおくと柔軟に対応できます。
iPadで格安SIMを使う場合も事務手数料がかかるケースがほとんどです。初期費用を抑えたい方は事務手数料が無料の格安SIMの比較記事を参考にしてください。
マイネオ:月990円で低速データ使い放題のコスパ重視プラン


通信速度よりもデータ量と料金を重視したい方には、マイネオが有力な選択肢です。
マイネオ「マイそく」プランの料金
| プラン | 通信速度 | 月額料金 |
|---|---|---|
| スーパーライト | 最大32kbps | 250円 |
| ライト | 最大300kbps | 660円 |
| スタンダード(おすすめ) | 最大1.5Mbps | 990円 |
| プレミアム | 最大5Mbps | 2,200円 |
最大1.5Mbpsあれば動画視聴・SNS・Webブラウジングなど日常的な用途はほぼカバーできます。





また筆者も実際にマイネオを使っていますが、低速状態でも通信開始時にバースト転送機能が働くため、YouTubeやSNSの閲覧は1〜1.5Mbps程度の速度でも実際には想像以上に快適です。
マイそくはお昼に32Kbpsの速度制限がかかるため、もしもお昼の速度制限を回避するのであれば、マイピタの3GB+1Mbpsのパケット放題という組み合わせがおすすめ。


さらに月額110円の「パスケット」を活用すると、余ったデータを無期限で貯めておけます。マイピタ50GBコースなら、このパスケットが無料で使えます(別途申し込みは必要です)。


通常のデータ容量型プラン「マイピタ」は、余ったデータの翌月繰り越しに対応しており、節約ONで1〜3Mbpsのパケット放題も使える非常に使い勝手の良いプラン。
iPadでの実測速度









実際に私が使用しているマイネオのマイピタ(3GB+3Mbpsパケット放題)でPadは5G非対応ですが、SoftBank回線で30Mbpsと十分です。またギガを消費しないパケット放題へ切り替えても3Mbpsなら動画も余裕です。
マイネオ「マイピタ」プランの料金(音声通話付き)
| データ容量 | 月額料金 | パケット放題 |
|---|---|---|
| 3GB | 1,298円 | 1Mbps使い放題 (無料) |
| 7GB | 1,518円 | |
| 15GB | 1,958円 | 3Mbps使い放題 (無料) |
| 30GB | 2,178円 | |
| 50GB | 2,948円 |
マイピタはau・ドコモ・ソフトバンクの3キャリア回線から選べるため、お手持ちのiPadの対応回線に合わせて契約でき、それぞれにパケット放題が追加で使えます。
- 対象スマホを購入で最大5,000〜10,000円分の電子マネーギフトプレゼント(9/30まで)
- Huluの月額料金が最大12ヶ月220円割引(9/30まで)
専用フォームからの申し込みで
契約事務手数料 3,300円 → 0円
※別途SIMカード発行料 税込440円がかかります。お試し200MBコース・マイそくスーパーライト・法人名義は対象外です。
低速データ(マイそく)のレビュー


定額ギガ+パケット放題(マイピタ)のレビュー




料金をさらに抑えたい場合、関西エリアの光回線「eo光」と組み合わせると永年330円/月の割引が適用され、マイそくスタンダードなら実質660円/月で利用できます。
povo:基本0円で必要な時だけデータを追加できるスポット利用向け


普段はWi-Fi利用がメインで、外出時に必要なときだけモバイルデータを使いたい方にはpovoが向いています。基本料金は0円で、必要になったときだけデータをトッピングすればよく、通信しない月は完全に費用がかかりません。
iPadで使いやすい主なトッピング
| トッピング | 料金 | 用途の目安 |
|---|---|---|
| データ使い放題(6時間) | 250円 | 急な動画視聴や外出時のスポット利用 |
| データ使い放題(24時間) | 330円 | 1日たっぷり使いたい日 |
| データ使い放題(7日間×12回分) | 9,834円 | 年に12回、好きな1週間を選んで使い放題 |
| 1GB(180日間) | 1,260円 | 副回線・予備回線として最安 |
| 3GB(30日間) | 990円 | 毎月3GB程度のライト利用 |
| 5GB(30日間/サブスク) | 1,380円 | 自動更新で毎月5GB使いたい方 |
| 30GB(30日間/サブスク) | 2,780円 | 自動更新で大容量を毎月使いたい方 |
| 60GB(365日間) | 13,200円 | 1年分まとめ買いで月あたり1,100円(月5GB相当) |
| 360GB(365日間) | 26,400円 | 1年分まとめ買いで月あたり2,200円(月30GB相当) |
チャージしたデータは定められた日数で消滅し、繰り越しはできません。毎月一定量のデータを使う場合は、同じ容量のプランを持つ他社と比較するとpovoのほうが割高になるケースが多いです。スポット利用や予備回線としての位置づけが最も活きます。
ローソンが近くにある場合は「povo Data Oasis」サービスで来店のたびに100MBのデータを無料で獲得できるので、スポット利用と組み合わせるとさらに節約になります。


- 毎月一定量のデータを使う方(同じ容量のプランを持つIIJmioなどのほうが安く済みます)
- 余ったデータを翌月に持ち越したい方(povoのトッピングは期限を過ぎると消滅)
- トッピング購入の手間を避けたい方(必要なときに都度アプリで購入する仕組みのため、自動更新のサブスクトッピングを除き手動操作が必要)


当サイトの筆者もpovoを利用中のため、povo加入時に紹介コード「MF6JUOCE」を入力すると加入特典がもらえます。
\紹介コード:「MF6JUOCE」入力で100GB(30日間)プレゼント/
IIJmio:5〜15GBの中容量帯でeSIMデータ専用が最安水準


IIJmioは2008年にデータ通信用SIMを初めて提供したMVNO事業者で、業界トップクラスの実績と利用者数を誇る格安SIMです。


iPadとの組み合わせで最もコストを抑えられるのが「データeSIM」プランです。ドコモ回線のeSIMのみに対応したデータ専用プランで、以下の料金体系になっています。
IIJmio データeSIMの月額料金
| データ容量 | 月額料金 |
|---|---|
| 2GB | 440円 |
| 5GB | 650円 |
| 10GB | 1,050円 |
| 15GB | 1,320円 |
| 25GB | 1,650円 |
| 35GB | 2,240円 |
| 45GB | 2,940円 |
| 55GB | 3,540円 |
5GBで650円、10GBで1,050円、15GBで1,320円と中容量帯では最安水準が続き、余ったデータは翌月に繰り越せるため無駄なく使えます。
新規申し込み時の初期費用が通常3,300円のところ、1,650円に割引されるキャンペーンが2026年10月31日まで実施されています。データeSIM・音声eSIMともに対象で、それぞれ1契約者あたり1回までの適用です。別途、SIMプロファイル発行手数料220円(データeSIM)が発生します。


さらにIIJmioひかりの光回線と組み合わせると永年660円/月の割引が適用され、5GBプランであれば実質無料に近い水準で利用できる計算になります。



eSIM対応のiPadを使っていて、5〜15GB程度のデータ量で十分な方にとって、料金・品質・使い勝手のバランスが取れた選択肢です。
IIJmio公式の動作確認端末一覧で、データeSIMのデータ通信が「○」になっているiPadです。SIMトレイが廃止されたeSIM専用モデルも、現行機種はすべて確認が取れています。
- 13インチ・11インチ iPad Pro(M5/M4)/iPad Pro 11(第1〜第4世代)・iPad Pro 12.9(第3〜第6世代)
- 13インチ・11インチ iPad Air(M4/M3/M2)/iPad Air(第3〜第5世代)
- iPad(A16)/無印iPad(第7〜第10世代)
- iPad mini(A17 Pro)/iPad mini(第5・第6世代)
※2026年8月時点。IIJmioが独自に調査した結果であり、動作を保証・サポートするものではないと案内されています。最新の情報は動作確認端末一覧/IIJmio公式で確認してください。
- スマホ大特価セールで2,480円〜
- eSIMの初期費用が半額1,650円(10/31まで)
- ハッピープライスキャンペーン+にて「月額」が最大6ヶ月割引(11/04まで)
- ハッピープライスキャンペーンにて「かけ放題」が最大3〜6ヶ月無料(11/04まで)
- 2回線以上の利用で家族割月額100円引き
※特典内容・料金詳細は必ず公式サイトで改めて確認をしてください。
楽天モバイル:データ無制限を使うなら最も安い選択肢


大画面のiPadで動画を高画質のまま、自宅でも外出先でもデータ量を気にせず楽しみたい方には楽天モバイルが最有力候補です。使わない月は自動的に料金が下がる仕組みも備えており、無駄なく使えます。
楽天モバイルの料金プラン(Rakuten最強プラン)
| 月間データ容量 | 月額料金(通常) | 最強家族割適用後 |
|---|---|---|
| 〜3GBまで | 1,078円 | 968円 |
| 〜20GBまで | 2,178円 | 2,068円 |
| 無制限 | 3,278円 | 3,168円 |
上限3,278円で完全無制限という設計は他の格安SIMや大手キャリアと比べても抜きん出ており、データをたくさん使うヘビーユーザーほどコスパを実感できます。最強家族割(2回線目以降に110円/月の割引)を組み合わせれば、無制限プランでも3,168円に下がります。
データ専用SIMも提供していますが、音声通話SIMと料金が同じです。キャンペーン特典はほとんどが音声通話SIMを対象としているため、将来的にスマートフォンへ差し替えることも視野に入れるなら音声通話付きを選んでおくのが無難です。
iPadでの実測速度







実際に私が使用しているiPadは5G非対応ですが、楽天モバイルの4Gエリア接続でも十分な速度を得られています。


自宅のインターネット回線を楽天ひかりまたはRakuten Turboに切り替えると、「最強おうちプログラム」により毎月1,000ポイント還元が永年続きます。無制限プランであれば実質2,278円で利用できる計算です。→最強おうちプログラムについてもっと詳しく
- 楽天回線エリア外に住んでいる方(パートナー回線エリアは5GB/月までの制限あり)
- 毎月のデータ量が3GB以下で固定の方(IIJmioなどのほうが安く済みます)
- 余ったデータを翌月に持ち越したい方(楽天モバイルは繰り越し非対応)
LINEMO:LINEのトーク・通話がすべてデータ消費ゼロで使える


LINEをよく使う方に特化した格安SIMがLINEMOです。トーク・画像や動画の送受信・音声通話・ビデオ通話がすべてカウントフリーで、LINEの利用分はデータ容量を消費しません。
LINEMOのプラン
| プラン | データ容量 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LINEMOベストプラン | 3GBまで | 990円 | 3GB超過〜10GBは2,090円 |
| LINEMOベストプランV | 30GB | 2,970円 | 5分通話定額付き |


iPadではスマートフォンで使用中のLINEアカウントをそのまま引き継いで使えるほか、iPad専用の新しいアカウントを作成することも可能です。LINEのビデオ通話はデータフリーで使い放題のため、グループ通話専用のサブ端末としても活躍します。
| カウントフリー対象 (データ消費なしの使い放題対象) | カウントフリー対象外 (データ消費が発生します) |
|---|---|
| 各タブトップの表示/音声通話・ビデオ通話/トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)/LINEミーティング/各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集/LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア(アプリから)/ディスカバー(写真・動画)の表示/ウォレットタブのLINE Payの利用/ウォレットタブのLINE家計簿の利用/設定および各項目の表示・編集/友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加/プロフィールの表示・編集・投稿/検索の利用 | トークでの位置情報の共有/Shoppin’トークの利用/ジフマガの利用/みんなで見る機能による画面シェア/みんなで見る機能によるYouTube閲覧/LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア(WEBから)/ニュース記事詳細の閲覧/OpenChatの利用/スタンプショップの利用/着せかえショップの利用 LINEファミリーサービスの利用(LINEマンガやLINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなど)/LINE Liteの利用/海外のアプリストアでダウンロードしたLINEの利用/他社サイトへの接続/他社アプリへの遷移 |
iPad miniにLINEMOの物理SIMを挿しての実測速度
iPadでの実測速度







私のiPad miniは5G非対応モデルでありながら、サブブランドとなるLINEMOは4Gエリアでも100Mbpsの下り速度で格安SIMよりもワンランク上の品質でした。ただし、アップロード速度は楽天モバイルに軍配があがります。
- データ専用SIMで最安を求める方(LINEMOは音声通話付きSIMのみの提供)
- 余ったデータを翌月に持ち越したい方(LINEMOは繰り越し非対応)
- 10〜29GBちょうどのデータ量で使いたい方(ベストプランは10GB超過で速度制限、ベストプランVは30GB固定)
- 家族割引でまとめて契約したい方(LINEMOには家族割引サービスがありません)
- 他社から乗り換えでPayPay最大10,000〜12,000pt
- ベストプランが3ヶ月10GB増量(8/23まで)
- 2回線目の申し込みでさらにPayPay+6,000pt
- 5分かけ放題が7ヶ月無料
- 紹介するたびに6,000PayPayポイント(期間限定増額)
- 留守電パックが7ヶ月無料(
220円→0円) - キャリア決済設定で最大10,000相当のPayPay(9/8まで限定)
LINEMOは通信品質も高いです


NUROモバイル:LINEトークのデータ消費がゼロになるバリュープラス


ソニーグループが運営するNUROモバイルは、VMプラン(5GB)以上でLINEのトーク系機能がデータフリーになる「バリューデータフリー」が標準で付属しています。
NUROモバイル データ専用SIMの料金(バリュープラス)
| プラン | データ容量 | 月額料金 | バリューデータフリー | Gigaプラス |
|---|---|---|---|---|
| VSプラン | 3GB | 627円 | ❌対象外 | ❌ |
| VMプラン | 5GB | 825円 | ✅(LINEトーク等) | 3GB/3ヶ月ごと |
| VLプラン | 10GB | 1,320円 | ✅ | 6GB/3ヶ月ごと |
| VLLプラン | 15GB | 1,625円 | ✅ | 9GB/3ヶ月ごと |
バリューデータフリーの対象はLINEのトーク(テキスト・スタンプ・画像・動画ファイルの送受信)です。ただし音声通話・ビデオ通話はカウントフリーの対象外になるため注意してください。また月間のデータ容量を超えると、バリューデータフリーの対象サービスも最大200kbpsに速度制限されます。
3ヶ月ごとにデータが追加される「Gigaプラス」がVMプラン以上に自動で付いており、余ったデータは翌月に繰り越せます。LINEのメッセージを頻繁に使う方であれば、その分の通信量が節約できるため、5GBのデータ容量を他のアプリに有効活用できます。


さらにNURO光の光回線と組み合わせると、毎月490円〜491円の割引が適用され、3年間で最大17,676円もお得です。※セット割適用には先にNURO光へ申し込みした後に、完了メールからNUROモバイルへ加入する必要があります。
- LINEの音声通話・ビデオ通話をデータ消費なしで使いたい方(バリューデータフリーはトーク系機能のみ対象。通話も対象にしたいならLINEMOが適しています)
- 15GB以上のデータ容量で使いたい方(バリュープラスの最大は15GB。それ以上の大容量を求める方は他社が候補になります)
- 3GBで足りるがLINE以外のアプリを中心に使う方(VSプランはバリューデータフリー対象外のため、NUROならではのメリットを活かせません)
- VMプラン(5GB)・VLプラン(10GB)・VLLプラン(15GB)・NEOプラン(35GB)が1年間割引
- NURO光申し込み経由で加入すると36ヶ月間割引(※NURO光会員モバイル割)
※適用条件
・NUROモバイル1年間割引:対象はVMプラン・VLプラン・VLLプラン・NEOプランのみ。利用開始月を除く2〜13か月目に適用(VM/VL/VLLプランは491円引き、NEOプランは490円引き)
・NURO光会員モバイル割:NURO光の申し込み経由での加入が必要。NURO光の13〜36か月目に毎月491円割引(NUROモバイル側の割引なし)
BB.exciteモバイル:初期費用無料で中〜大容量のデータSIMが最安水準


エキサイト株式会社が運営するBB.exciteモバイルは、定額制の「Flatプラン」と段階制の「Fitプラン」の2種類から選べる格安SIMです。iPadで使うなら、データくりこしに対応したFlatプランが候補になります。
BB.exciteモバイル Flatプランの月額料金(SIMタイプ別)
| データ容量 | データSIM (物理SIMのみ) | 音声SIM (eSIM対応) |
|---|---|---|
| 5GB | 1,100円 | 1,210円 |
| 14GB | 1,540円 | 1,650円 |
| 30GB | 1,958円 | 2,068円 |
| 40GB | 2,860円 | 2,970円 |
| 50GB | 4,290円 | 4,400円 |
データSIMなら5GBで1,100円、30GBで1,958円と、中容量から大容量の価格帯では最安水準です。同じ容量でも音声SIMとの差は110円しかないため、あとで用途が変わる可能性がある場合は音声SIMを選んでおく判断もできます。なおデータ通信専用SIMはドコモ回線のみの提供で、音声SIM・SMS SIMはドコモ回線とau回線から選べます。


この仕様は、iPadで使う場合の選び方に直結します。SIMトレイのあるiPadなら、これまでどおりデータSIM(5GB 1,100円〜)を挿すのが最も安く済みます。一方でSIMトレイが廃止されたiPadで使いたい場合は、eSIMに対応している音声SIM(5GB 1,210円〜)を選ぶ必要があるという関係になります。
音声SIMを契約しても、iPad本体の仕様により電話番号での通話やSMSは利用できません。また公式の動作確認端末一覧に掲載されているiPadは、iPad Air(第3〜第5世代)・iPad mini(第5・第6世代)・iPad(第7〜第10世代)・iPad Proの各世代などSIMトレイを備えた機種が中心で、SIMトレイが廃止されたiPad Air(M2)以降の機種は2026年8月時点で掲載が確認できません。eSIM専用モデルで使う予定の方は、申し込み前に最新の一覧を確認しておくと安心です。(参照:動作確認端末一覧/BB.excite公式)



私の手元にはeSIM専用のiPadがないため、この組み合わせは実機で確認できていません。動作確認端末一覧に載っていない機種は「使えない」と断定されているわけではありませんが、公式に検証済みと案内されている範囲ではない、という前提で判断するのが安全です。
Flatプランのもう一つの特徴は、初期費用(新規契約手数料・SIM発行手数料)が無料で、縛り・違約金もない点です。


他社のデータSIMでは3,300円前後の初期費用がかかることが多いため、初期コストを抑えたい方にはメリットが大きいです。
通常は新規契約手数料3,300円とSIM発行手数料433円がかかるところ、新規契約者特典としてどちらも0円になります。ただし契約後にSIMを追加・再発行する場合は、SIM追加手数料3,300円と発行手数料433円/枚が別途必要です。
さらに1契約で最大5枚のSIMを発行でき、データ容量をシェアできます。追加SIMはデータSIMなら1枚あたり月額220円です。


たとえばFlatプラン30GBにデータSIM2枚を追加すれば、3台のデバイスで合計30GBを月額2,398円(1台あたり約799円)で分け合えます。スマホとiPadで1つの契約にまとめたい方にも向いています。
余ったデータ容量は翌月末まで繰り越せるため、月によって使用量にばらつきがある方でもムダになりにくい仕組みです。追加チャージも1GBあたり220円と手頃なので、月末に足りなくなった場合でも少額で対応できます。
「BB.excite光 10G」「BB.excite光 MEC」「BB.excite光 Fit」「BB.excite光 Classic」のいずれかとFlatプランを同じBB.exciteメンバーIDで契約すると、SIM1枚あたり月額220円(最大5枚まで/最大1,100円)の割引が適用されます。すでにBB.exciteの光回線を使っている方なら、実質的な負担をさらに下げられます。
- eSIMで最安のデータSIMを使いたい方(eSIM対応は音声通話機能付きSIMのみ。データSIMを選ぶ場合は物理SIMのiPadが必要です)
- カウントフリーやSNS系の特典を求める方(LINEやSNSのデータフリー機能はありません。LINEのデータフリーが必要ならLINEMOやNUROモバイルが適しています)
- 段階制で使いたい方(Fitプランは段階制ですがデータくりこし非対応のため、iPad用途ではFlatプランが適しています)
iPadの格安SIMでは電話番号通話・SMS送受信が不可


CellularモデルのiPadにSIMを挿しても、iPhoneのように電話番号を使った発着信や、SMSの送受信はできません。格安SIMを契約する前に把握しておかないと、「音声通話SIMを契約したのに通話できなかった」という誤解が生じやすいポイントです。
iPadで電話番号による通話ができない理由
iPadは設計上、電話番号を使った通話機能を持っていません。これはSIMの種類や格安SIMかどうかに関係なく、iPadというデバイス自体の仕様です。音声通話付きSIMを契約して挿したとしても、通話機能は利用できません。


ただし例外があります。iPhoneと同じApple IDでサインインしており、iPhoneと同じWi-Fiネットワークに接続されている場合に限り、iPhoneの電話番号をiPad上で使って通話することができます。これはAppleの「iPhoneから通話」という機能によるもので、iPhoneが手元になければ動作しません。



AndroidスマートフォンをメインにしているユーザーがiPadを使う場合は、この連携機能が使えないため、iPad単独では電話番号による通話は一切できないと考えておくのが正確です。
SMSもiPad単体では利用できない
格安SIMには「音声通話SIM」「SMS対応データSIM」「データ専用SIM」の3種類がありますが、SMSについてもiPad単体では送受信できません。


SMSが使えないと困る場面として多いのが、アプリの初回登録や二段階認証です。電話番号を使った認証が必要なアプリをiPadで初めて使う場合、iPad単体では認証コードを受け取れないため手続きが完結しません。
この場合もiPhoneと同じApple IDでサインインしていれば、iPhoneに届いたSMSをiPad上で確認・入力することは可能です。



Androidをメインで使っている方がiPadをサブ端末として運用するケースでは、SMS認証が必要なアプリのセットアップはAndroidスマートフォン側で行ってから使い始める、という手順を意識しておくとスムーズです。
LINEやFaceTimeの通話はiPadでも使える
電話番号ベースの通話はできませんが、インターネット回線を使ったアプリ通話はiPadでも問題なく使えます。LINEの音声通話・ビデオ通話、FaceTime、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議アプリは通常通り動作します。


特にLINEはiPadで独立したアカウントを作成することもでき、LINEMOを契約していればLINEの通話・ビデオ通話のデータがカウントフリーになります。iPadをビデオ通話専用のサブ端末として活用したい場合、この組み合わせは実用性が高いです。
まとめ|iPad×格安SIMは用途と使用量から選ぶのが失敗しないコツ
今回紹介した7社は、料金・データ量・カウントフリーの対象サービスなど、それぞれ特徴が異なります。「月にどのくらい使うか」と「iPadで何をメインに使うか」の2点を起点に考えると、自分に合ったプランが絞り込みやすくなります。


| iPadの主な使い方 | 向いている格安SIM |
|---|---|
| とにかく月額を最安に抑えたい | IIJmio(440円〜) |
| 低速で安く使い放題を利用したい or ギガを貯めながら低速で安く使いたい | マイネオ(マイそく) |
| 動画・ゲームをデータ量を気にせず使いたい | 楽天モバイル(無制限3,278円) |
| LINEの通話・ビデオ通話をサブ端末で活用したい | LINEMO(LINEギガフリー対応) |
| LINEトークを節約しつつ標準容量で使いたい | NUROモバイル(VMプラン5GB) |
| 外出時のスポット利用がメインで普段はWi-Fi中心 | povo |
| 家族でシェアしたい・初期費用を抑えたい | BB.exciteモバイル |
SIMトレイが廃止されたeSIM専用のiPad(iPad Air M2以降・iPad Pro M4以降・iPad A16・iPad mini A17 Pro)を使っている場合は、eSIMで契約できる格安SIMであることが前提条件になります。
ここで注意したいのが、同じ会社でも「SIMの種類によってeSIMを選べるかどうかが変わる」ケースがある点です。たとえばBB.exciteモバイルは2026年7月28日にeSIMの提供を開始しましたが、対象は音声通話機能付きSIMのみで、データ通信専用SIMは物理SIMのままです。一方でIIJmioの「データeSIM」やpovoのデータ専用SIMのように、データ専用プランをeSIMで契約できる会社もあります。
そのため、eSIM専用iPadで格安SIMを使う場合は「その会社がeSIMに対応しているか」だけでなく、「自分が契約したいSIMの種類(データ専用/音声通話付き)でeSIMを選べるか」まで確認しておくと失敗がありません。データ専用でeSIMが選べない場合は、音声通話付きSIMを契約してデータ通信だけ使う形になり、その分だけ月額が上がります。



物理SIMに対応した旧機種を使っている場合は、データ専用SIMがそのまま選べるため選択の幅がさらに広がります。まず自分のiPadにSIMトレイがあるかどうかを確認してから、この記事の比較を参考にしてみてください。














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